2024/02/09
こんにちは。
柔道整復師の村山です。
立春を過ぎても寒さがぶり返す時期です。
体調管理も引き続き気をつけましょう。
そんな寒さが続く中、
今年に入ってスポーツ界では怪我がいくつかみられました。
バスケでは八村選手、サッカーでは旗手選手が肉離れでチーム離脱を余儀なくされました。
アスリートが起こる肉離れですが、運動不足の方でも久しぶりにスポーツをした際に肉離れを起こすケースも多く見受けられます。
今回は肉離れの原因や処置についていくつか紹介させて頂きます。
肉離れは、筋肉が引き伸ばされながら急激に力を発揮する時に起こります。
例えば、ジャンプの着地、急なダッシュ、ストップ動作などです。
要因としては
・運動不足
・筋疲労
・柔軟性低下
・筋力のアンバランス
などが挙げられます。
身体を動かす機会が減れば、柔軟性は低下しますし、スポーツ選手でもケアを怠れば肉離れを起こすリスクが上がってしまいます。
日頃から、適度な運動やストレッチ、トレーニングをすることである程度予防できます。
しかし、どんなに対策していても肉離れが起こることはあります。
肉離れをしてしまった場合は、まず応急処置としてrice処置を心がけましょう。
R rest(安静)
I icing(冷却)
C compression(圧迫)
E elevation(挙上)
肉離れの部位は動かさずに、腫れを抑えるために冷やし、包帯などで圧迫、心臓よりも高くしておくことで治りを早めてくれます。
肉離れが起こりやすい場所として、
ふくらはぎ、太腿の前側、裏側、内側に多く起こります。
軽い肉離れでも筋の硬さを作ることで癖になりやすいケガです。
再発を予防するために段階を追って競技復帰や日常生活でできることを増やしていく必要があります。リハビリでは時期にあった治療やケアをお伝えします。
少しでも痛みや違和感を感じたら、是非一度当院を受診して相談してみることをお勧めします。
選手生命を脅かしかねない肉離れは軽視せずに、しっかりと治療して楽しいスポーツライフを送りましょう。