再生医療について 先日大リーグエンゼルスの大谷翔平選手が右肘の靱帯損傷の為、今シーズン登板が無いと報道されているのはみなさんご存知かと思います。

この先、再度トミージョン手術をするのか、保存療法を選択するのか自分自身興味深いです。保存療法では恐らくPRP(多⾎⼩板⾎漿)療法が用いられるのではないでしょうか。

PRPに含まれる成分の血小板や一部の白血球の単球などは、その内部に組織治癒や炎症抑制に必要なタンパク質を豊富に含んでいる体細胞ということが知られています。

PRPを損傷箇所に注射すると、それらの体細胞から自然に組織治癒、炎症抑制に必要なタンパク質が放出されます。

血液中にもともと含まれるタンパク質とそれらの放出されたタンパク質が一緒に働き、異常な炎症による痛みの緩和や、組織修復が期待されています。

スポーツ選⼿にとって、ケガはパフォーマンス低下や競技活動制限につながる⼀⽅で、多くの選⼿は早期の復帰を望みます。

そのため、からだへの負担が少なく、ケガを早く治す治療としてPRP療法は注⽬されています。

また、変形性関節症、アキレス腱炎、テニス肘などの慢性疾患による炎症や痛みの治療としても注目されています。

そんなPRP療法も当院で受けられます。変形による痛みなどで悩まれている方は是非一度診察で相談してみてはいかがでしょうか。