2018/07/30
こんにちは。
リハビリ室受付の相川です。
院内研修で岩手県に行ってきました。
岩手県には、世界遺産の「平泉」をはじめ、国の天然記念物の「龍泉洞」や極楽とも称される「浄土ヶ浜」など観光名所がたくさんありますが、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた地域でもあります。
私たちのグループは、宮古市にある「震災メモリアルパーク中の浜」に立ち寄りました。
メモリアルパークとは、震災の記憶や自然の脅威を後世に伝えるために作られました。震災前は海岸がすぐ近くに望める緑豊かなキャンプ場でしたが、中の浜地区を襲った津波の最大遡上(そじょう)高は海抜21mにも及んだそうです。キャンプ場のトイレや炊事場は当時のまま保存されており、津波の爪痕が今なお生々しく、言葉にできない何とも言えない気持ちでした。
実際に被害にあわれた方々の感じた衝撃や恐怖は想像もつきませんが、岩手で出会った人たちは、大変な経験をされているにもかかわらず「他人への思いやりや優しさ」にあふれていました。
私は仕事をする上での目標として「思いやり」を大切にしています。
今回の経験は、改めて「思いやり」とは何かを考えるきっかけとなり、社員同士の絆も深まった院内研修でした。
今の自分と向き合う機会となった研修に参加できて良かったです!