2017/01/26
こんにちは。看護師の岸上です。
私は5年ほど前からヨガをしています。ヨガの魅力にはまりインストラクタ−の資格を3年前に取得しました。
知識を深めていく中でわかったこと、それは、ヨガで大切なのことはさまざまなポーズをとる事ではなく、実は「呼吸」でした。
今回は、普段の生活に役立つ「深呼吸」についてお伝えしたいと思います。
深呼吸には、リラックス神経とも言われる副交感神経を活発にさせることで、血行をよくし、身体の隅々まで酸素を行き渡らせ、細胞の働きを活発にしてくれます。深呼吸で空気を取り込む量は、普段の呼吸よりも5〜6倍も多いそうです。まず、
①基本は、鼻から吸って、鼻から吐きます。
吐くことに意識を向け、吸う時よりも、倍の長さでゆっくり吐き出します。
(例)4カウントで吸い、8カウントで吐く。
②優しく目を閉じ、眉間や口の中かを柔らかく力を抜いておく。(特に無意識に奥歯を噛み締めている方)
③吸う時、鼻→のどの奥→肺の隅々まで優しく空気を送り、柔らかく胸の膨らみを広げていく。深呼吸を繰り返していく中で、少しずつ胸周りの硬さをほぐしていくように
④吐く時、(疲れやストレス、吐ききれず残っていた古い空気)を手放すように深く吐き切る
①〜④を5〜10分ほど繰り返します
日頃の緊張や疲れが、知らずのうちに筋肉を固くしてしまっています。
「身体の固さ=心の固さ」とも言われています。
リラックス作用のある深呼吸で、心も身体の緊張もほぐし、身体の中から温まって、寒い冬を乗り越えましょう!