相模原市南区の整形外科 あおき整形外科

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レントゲン撮影の疑問

こんにちは、放射線技師の梅澤です。

レントゲン撮影の疑問 第4弾~なぜ、同じ部位を何度も撮影するのかな?~

レントゲン撮影は、同じ部位を2回から6回ほど撮影する事が有ります。
なぜでしょう?
腹部の場合は2回撮影立位と臥位(がい)で、おなかの空気(ガス)の移動による形や位置、内臓の石灰化の有無や移動の違いを観察します。

整形外科においては、骨折の状態・骨腫瘍・骨の形・関節や椎体の走行状態・石灰等、さまざまな情報を得て診断に役立てます。
筋肉の痛みだから・神経の痛みだと思うから・シビレだから・骨折ではないからレントゲンで骨を撮影しても?…と、思われる方が多いと思います。

外傷の場合には、骨折や脱臼を診る事が多いですが、外傷以外でも症状に応じた部位のレントゲン撮影をする事が有ります。
この場合、いくつかの方向より撮影し正常な状態との違い等を観察し診断します。
レントゲン撮影は、撮影目的部位により撮影の方向・位置・角度等が決まっており目的に応じて数枚撮影し、多くの情報を得ています。
皆さまの御協力、ご理解をお願い致します。

写真は足関節を2回撮影しているところです。